MIDIキーボードを作りました
元々、標準サイズの鍵盤で奥行きの小さいMIDIキーボードを探していました。5オクターブは欲しかったので、これに目をつけました。
・・・が、どこも品切れだったんです。いつ入荷するか悶々と待ち続けている間、むかし子供に買ったキーボードが使われていないことを思い出しました。こんなやつです。
ベロシティ(鍵盤を叩く強弱のことね)もつけられない安物ですが、だからこそ惜しくない。改造してMIDIキーボードに仕立てることにしました。
ばらしてみると、鍵盤部分だけ分離できるため、結構コンパクトになることがわかりました。まずは、完成品の全景をお披露目します。
見栄えは、まぁアレですが、比較的苦労せず作ることができました。自作部分はこんな感じ。
手持ちのユニバーサル基板を使用したのですが、基板同士の接合部やスイッチの幅がぴったりで、気持ちイイです。基板同士の接合はピンヘッダとピンソケット。
以下、スペックです。
- マイコン基板は格安Arduino NANO互換品(ATmega328 16MHz)
- キーボードマトリックスのスキャンはソフトウェア
- ペダル用ジャックx1、押しボタンスイッチx4
- MIDI OUTx1
- 電源はUSBケーブルで供給
- MIDI OUTのバッファに74HCT125を使用
今日はここまで。