ないものは作る!

電気回路、マイコンなどの工作を中心に書いていきます

MIDIキーボードを作りました

元々、標準サイズの鍵盤で奥行きの小さいMIDIキーボードを探していました。5オクターブは欲しかったので、これに目をつけました。

https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/m/maudio_keystation61mkiii.jpg

・・・が、どこも品切れだったんです。いつ入荷するか悶々と待ち続けている間、むかし子供に買ったキーボードが使われていないことを思い出しました。こんなやつです。

https://jp.yamaha.com/files/PSR-E203-0001_900x348_9f68c4bfaef5571d9a786d2309b91e4c.jpg

ベロシティ(鍵盤を叩く強弱のことね)もつけられない安物ですが、だからこそ惜しくない。改造してMIDIキーボードに仕立てることにしました。

 

ばらしてみると、鍵盤部分だけ分離できるため、結構コンパクトになることがわかりました。まずは、完成品の全景をお披露目します。

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見栄えは、まぁアレですが、比較的苦労せず作ることができました。自作部分はこんな感じ。

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 手持ちのユニバーサル基板を使用したのですが、基板同士の接合部やスイッチの幅がぴったりで、気持ちイイです。基板同士の接合はピンヘッダとピンソケット。

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以下、スペックです。

  • マイコン基板は格安Arduino NANO互換品(ATmega328 16MHz)
  • キーボードマトリックスのスキャンはソフトウェア
  • ペダル用ジャックx1、押しボタンスイッチx4
  • MIDI OUTx1
  • 電源はUSBケーブルで供給
  • MIDI OUTのバッファに74HCT125を使用

今日はここまで。